2005年3月後半の日記

ちょこちょこ日記

三月後半。この学年とも、お別れ・・ちょっぴり、寂しいような・・・～２００５年3月後半の日記～

3月16日(水)　晴れ
5時間目、「わかば」のクラスの研究授業ということで、たくさんの先生方に来てもらって、授業をみてもらうことになった。
いつも、1.2時間目にしている体の動き作りをメインに・・・　母も研究資料をもらって読んだ。漢字がびっしり・・・頭に入らない。汗
OTや、大人の機能回復などの訓練とはどう違うのか、本人の心理に働きかけて動きを引き出し、足りないところはサポート・修正していく・・・そんな感じ。
校内で顔をあわせている先生方。かかわり度合いによって、ミツキの認識にはバラつきがある。
「大変・難しい」　と、まず思われているようだけど、授業を通して、少しでも関係が近くなればいいと思う。　専門的なことはさておいても、まとまった時間見てもらうことで、ミツキ個人の印象がもっと良くなればいいなあ。(廊下ですれ違いでは、難しい顔をしているミツキ。で、この時間は『いつも』の彼女なので、笑顔(大笑い)を見てもらえたのも、収穫でした)
取り組んでいただいた先生方、F岡先生には「感謝」
で、やっぱりミツキも緊張したのか、またまた8時までのロングお昼寝。まあ、仕方ないんだけど、ご飯・お風呂も後ろ倒し。就寝も12時前になる。　何日も続くとちょっと問題。朝起き難くなるしね。母も睡眠不足。ファ～

3月17日(木)　大雨
次の日が卒業式になるので、1～4年生は翌日休み。で、今週は今日まで。
少しずつの睡眠不足はあってもミツキは、学校へ着くととってもご機嫌。
学期末・卒業式を控え、大掃除をするのを手伝いに?行ったり、1組への交流があったりと大忙しの一日。
そんなこんなで元気なので、先週来お休みしているW園・外来に出かける。今日はOT。
訓練のことよりも、木曜・整形診があることの方が気がかりだった。　だって外は横殴りの雨ですよ。カーポートとかいうレベルではなく、大体「木曜・業者さん・整形」の日は皆さん避けてらっしゃるよう。だって、駐車場停められないもんね。おまけに雨では、バギーも出せず・・・
少し遅刻気味に到着したら、丁度入れ替えの時間のようで、なんとか駐車場の一番奥を確保。雨も小降りの時で、ほとんど濡れなかった。ラッキー。　
さて、「ささえっこ」を持参したものの、座るセッティングに時間をとられ、作業は10分ほどしかできなかった・・・涙。　しかし、最初は緊張していたけれど、すぐに姿勢にも慣れ、何度か繰り返すうちに、使えるようになるんでは・・・の期待。
着いてきたシュウトは、フレンテへ出かけ、コロッケとサラダを買ってきてくれたので、帰宅の足取りもラクラクでありました。

3月18日(金)　曇り時々雨
学校では卒業式。優しくしてくれたお兄さん・お姉さんは、巣立ち。来週行っても、もう会えない。ちょっと寂しいね。
昨夜、早々と就寝のミツキは、いつもより早めにお目覚め。　休日はもっとゆっくり寝てちょーだいよ・・・
午前中お休みだったお父さんと、ランチに出かけ、帰りに宝塚の「ガーデンフィールズ」に立ち寄る。旧・宝塚ファミリーランドの跡地に立っている、細々としたショップがいくつか・・・
シュウトは何回かきたけど、ミツキは遊びに連れて来れなかったなあ。とか考えながら、一番手前の花屋さんへ。　そろそろ春植えの苗モノがほしくなって、いろいろと物色。　ミツキたちは寒いので、テナントの中へ。　喫茶店やペットショップ・イタリアンなんかもある。カルーセルは懐かしい・・・
子供が大喜びするようなところじゃないけど、暖かくなったらまたゆっくり遊びにきたいな～という感じでした。

3月19日(土)　晴れ
お天気よし。そうなると、もうとっても大変なのは、シュウト。　花粉は目にもきはじめて、目をあらう『○イボン』もお手入れに入りました。　そのせいか、うさぎのような目のお父さんにくらべ、少しマシ・・・　
去年の何十倍の今年、花粉は大丈夫のはずの、ミツキや母もなんだかクシュクシュする。　なんとかならんか・・・
気をとりなおして、春の風物詩「桜そば」
毎年この時期に買うんだけど、ほんのり桜のカオリ・・・　桜もちがダメな人は、ちょっと難しいかも。
麺がやわらかくて、とっても美味。そばというより、細麺のうどんのよう。
シュウトは1.8人分。ミツキはその残りをツルツル。　彼女が切ってあるとはいえ、こんなに食べるのもあまりないこと。　おいしかったし、またオーダーするかぁ・・・　

3月20日(日)　晴れ
朝からシュウトはサッカー関係の行事へ。　で、母は午後、そのサッカーの総会。一番のドキドキは、新・お世話役選出。
大体「役員」というものは、シュウトが幼稚園の時から、「印籠・ミツキ」を振りかざして、切り抜けてきた。選出の会場には出ないことも多かったし。(ミツキを連れ歩けない、という事情があった)
周囲の反応も「仕方なし」と見てくれていたようだし、実際、ミツキを抱えての役員の仕事は、ほとんど不可能に近いと考えていた。
ところが・・・・
幼稚園・学校という教育現場とは違い、休日のスポーツ活動・サークルというのは、ボランティアの場。特に子供の小さい時には、オヤが出て行くこと・負担も大きい。　当然、基本的には皆が「お手伝い」をしなくてはいけない・・・・という考え方になる。　それをよく吟味せずに入会させた方も問題があるんだけど・・・　
結果的に、次年度のお世話役は、抽選になることなく決まった。でも、来年未経験者は、うちをいれて2人。　普通なら、そのまま決定である。　個人的にはシュウトがお世話になる以上、協力は当然。とも思う。　でもそのためには、ミツキの問題を避けて通れない。　
話しあい、理解をしてもらう。言葉でいうほどカンタンにはおさまらない。いろいろな考え方のかたもいる。　ことし一年、よく考えていかなくては・・・・

3月21日(月)　晴れ
連休最終日。おじいちゃんのお墓参り。
ひさしぶりに、いとこのシュンスケくんと、レイちゃんも来ていたので、シュウトもミツキもかなりハイになっていた。　もともとのお墓まいりなんて、ぼくたちには、もうどうでもいいことさっ。
動きが激しくなると、ちょっとミツキには着いていけないんだけど、一緒に車に乗って移動することも、テレビを見ることももう楽しくって、きゃあきゃあ・・・　やっぱり子供同士がいいのね。
シュウトにいたっては、「きょうだいで遊ぶ」が薄いので、この時ばかりと世話を焼く。　しかし、一番下・3歳のレイちゃんに　「つかったエンピツは、かたづけて」　とか言われていた。　ははは
お手伝いや、お絵かきをしているレイちゃんを見ていると、ミツキもこんな風にしたかなぁ・・・とダブってくる。　で、すき焼きをつまみ食いして、けっこう大きなおなかになっていたので、夕食をパスしたら、寝る前にやっぱり空腹・泣き。　寝る前だけど、ラコール飲んじゃいました。

3月22日(火)　雨
ミツキ、3学期最後の日番。
F岡先生は、朝打ち合わせがあって、母と一緒に教室へ。
「おはよ～」　「ミツキちゃん、日番やで｣　あわてて、前へ。
大抵は、昨日の出来事などをスピーチする。　これは、もしや初めて母が代・スピーチか・・・汗　と思ったところへ、F岡先生登場。　かいつまんで、昨日の出来事を報告。
その後、お友達が質問する。　「楽しかった?」とかいう質問は答えやすい。　「誰と行きましたか?｣･･･これは難しいぞ。なるべくミツキが答えやすそうな質問を考えてくれているけれど、そこはコドモ。　でもせっかくの質問だから・・・
「家族の人と行ったの?」　「(・・・え～と・・・)」　さっきのニコニコ・ハーイの返事とは微妙な表情。
正解は、お父さんは行かなくて、おばあちゃんたちと大勢で・・・　　これは難しいよね。　でも、なんでも「ハイハイ」の返事ではありませんでした。　お友達も「違うんやね」と理解してくれて、コミュニケーションも一つずつ進んでいるようで、とても嬉しいことです。

3月23日(水)　雨
今日から短縮授業。ということは、給食なし。・・・登校するなら、給食まで食べて帰ってよ、ねぇ。
あわただしく、お昼ごはんをすませ、午後からN療育センター・PT。
ここのところ、外来はいつも雨が降っている。迷ったけれど人の手(シュウト)があるので、家用の座位保持と「ささえっこ」持参。　調整をしていただく。
座位保持は既製品なので今、肩が浮いてしまって、とても座りにくい。結果、いろいろと調整していただいたが、やっぱり新規で作り直した方が・・・ということに。それまでは肩枕やクッションなどで補正をする。
「ささえっこ」の方は、座り位置が確定したら、緊張もあまりでなくて、これは新学期から学校でも本格的に使えそうな感じ。
シュウトをつれての訓練は、何歳になっても疲れる。おもちゃが出てくると、まだ自分が遊びたいし、「ミツキの訓練＝自分は控え」というのが、まだ面白くないらしい。　母もいちいち注意しながらの訓練は疲れるし、先生との話も進まない。で、ついついシュウトに怒ってしまう。・・・不毛
普段のように家に置いておくのも気になるもんだし、いつまでこのバランスが続くのかなぁ・・・

3月24日(木)　晴れのち雨
学校登校もあとわずか・・・　子供たちよりも母の方が切実に、一日を惜しむ。
例年に比べて、今年はやっと緩やかな年度末。でも、そうなると、しみじみと終末観がただよう・・・　特にお別れ・・ということもないんだけど、遣り残したことないかなぁ、とか新しい学年・お友達とはうまくやっていけるかなぁ、今のお友達ともっとかかわっておこう、とか・・・　　ちょっとこういうのって、幸せな状況なんですよね。
しかし、幸福感は長続きしない～。あと少しでやってくる春休み。M浦さんじゃないけど「しばしさよなら、自由時間」　ということでコドモの居ない貴重な時間、PCで写真整理・コマゴマ。結局、いいキリがなくて、夜中まで作業は続き、終了。

3月25日(金)　曇り一時雨
寒いさむ～い、修了式。
ミツキは、真冬仕様で極寒の体育館へ。　でも、何度もあったから、今回はそう心配せずに送り出せた。　母子とも、経験で鍛えられたのだ。
お式だけなので、10時半には終わり。
あわただしく、名残を惜しむ間もなく、お友達も出て行くし、馴染みのお母さんたちとも　「じゃ、また4月に・・・!!」　ここしばらく、年度末がお別れだったので、ちょっとナーバスになっているのかもしれん。　ミツキはというと、F岡先生と何やら春休みの話をしながら、笑ってお見送りをしてもらっていた。　1年間、大変お世話になり、ありがとうございました。楽しい学校生活・1年生を送れたこと、親子とも感謝しております。春にまた、お会いできることを願っています☆

3月26日(土)　晴れ
春休み1日目。
お父さんもお休み、ミツキの体調も悪くない。行楽日和のスタートとなりました。　幸先いいぞ☆
前日、早目に寝たミツキ。で、我が家としては珍しく、午前スタートとなりました。
ランチ　「くら寿司」にはいる。　シュウトも喜んだけど、けっこうくるくる廻る台に魅せられて、ミツキが目をまるくしていた。　お寿司もシャリが温かい。ミツキもごはんだけパクパクよく食べた。
N松屋(カセット特売、702円!!) と、○優(三田屋にお肉を卸している。美味)　に立ち寄り、お買い得感を味わった後、三田市の有馬富士公園内の学習センターへ。　我が家はお金のかからない「パスポート」めぐりが多い。
ジャンボクワガタ模型や、虫・カメ・自然の生態系など・・・　シュウトは「見てるだけ」ならいいのだ。怖くない。クイズラリーとかもあって、コドモが飽きないようになっていた。ミツキは水槽のメダカやコイなんかがよかったみたい。
何より、広い。芝生もサクラもあるから、これからお天気よくなれば、またお弁当持ってGO

3月27日(日)　晴れ
春休み2日目。
お父さんは仕事、シュウトはサッカー練習、ミツキは朝寝。・・・くくくっ、午前中はしばし、のんびり。
のんびりしすぎて、また「ミツキ・毛布にからまる」事件勃発。・・・反省しきり。　しかし、繰り返してしまう。　もぐりこんでしまうと、泣き声も聞こえない。よく寝てる、と勘違いしてしまうのだ。　顔見に行けばいいんだけど、その時間だと気配で起きてしまうし・・・　うーむ・・
大量の汗をかいていたので、イオン飲料で水分補給し、ダラダラしていたらお昼。
「泣き」ではじまった一日は、甘えん坊になる。こちらも引け目があるので、ついつい抱っこ。結局何の予定もなく、夕方。　立ち話で、外にでるのも抱いて出たら、夜には歯が痛くなるほど、肩こりパンパン。　涙

3月28日(月)　雨
春休み3日目。
午後、W園OT。冬休みに懲りたので、外来もちょこちょこと予定に入れておく。　『打って休んで・打って休んで・・・』のカスタネットをしている間に、春休みも終わるという寸法さっ♪
さて、作業は前回より慣れてきて、両手を伸ばしてビーズを枠の中から動かしたり、つかんだり・・・　前傾姿勢の方がやはり、作業はしやすそう。しばらく、この状態で訓練を継続することになった。
さてその後、お父さんと合流して、ハーバーランドへ。夏前にも一度見に行った「太鼓」のコンサート。　振動がいいのか、リズムがいいのか、ミツキは大好きでしっかり見る。・・・というか、音に引きつけられるというか・・・　お子様にとって、クラシックなんかだと、ゆったり聞かないといけないので、出かけていって聞くには不向き。
太鼓の場合、音の大きさもあって、ステージに釘付けになる。で、第1部でミツキの集中力もキレてしまうので、母とロビーに退席。　それでも、ずっと音のする方に聞き耳を立てているようでした。
本格的な夜のお出かけは始めての我が家。でも、シュウトもミツキもとても楽しめていて、思い切って出かけてよかった～。

3月29日(火)　晴れ
昨日のお疲れもさほどなく、シュウトは今日から加古川のおじいちゃんちへお泊り。2泊3日。はいはい、行ってらっしゃ～い。
ミツキも今日は休息日・・・のはずが、とても元気なので、ばあばのところへちょこっと。
お茶を飲んで、お話を聞いて・・・とっても、おばちゃんな時間を過ごした後、小児科へ。　実は、4月に旅行を予定しているんだけど、問題は、天候でも食事でもなく(いや、それはそれでハードルなんだけど)　夜の睡眠!!
ここんとこ、お泊りになると眠れない日々が続いている。挙句、お熱・・・というパターン。　そりゃ、疲れているのに、眠れないとオーバーヒートするわな。　というんで、W園の園長先生とも相談して、一服盛って・・・いやいや、睡眠剤を処方してもらうことになった。　ただし、外来児は、地元のお医者さんへ。
こちらのお医者さんは、慎重な受け止め方をされたけど、とりあえず、シンプルなものを半量で試してみることになった。　眠れないより、睡眠時の無呼吸とか、翌日の状態の方が心配なので、とおっしゃる。　今晩、ご飯後盛ってみることになった。・・・ちょっとドキドキ

3月30日(水)　晴れ
さて、お薬の効果はというと　「よくわからん」　かった。
だって、寝つきも、夜中の「泣き」の入り方も、寝起きも、「いつもと同じ」・・・　効いたのかは不明である。　本番の効果に期待するしかないか。　まあ、クスリの副作用問題がないことがわかっただけ、ヨシなのかも。
シュウトがいないので、静かな一日。　ミツキ、伸びていた髪をサンパツする。　どこかお店で切って、イマ風な頭にしてやりたいところだけど・・・　それでも、まずまず思い通りに仕上がったと思っていたら、お父さん帰宅後一言　「マコトちゃん?｣･･･なんでやのんっ。せめて「サヨコ」と言えんかっ・・・・・・くくぅ、分かる人にしかわからんオチやわ。
夜は当然サッカー観戦　「VSバーレーン」　
最近、あまりテレビを見なくなってきた(テレビはついてるけど、お子様番組)ので、九州の地震もスマトラ沖の地震も、随分時差がきてから知る。被災の惨状、ことばを失う。
せめて、心躍るような番組を見よう。・・・ってんで、観戦。　いや、そうでなくてもオットが見る以上、選択の余地はないんだけどね。　久々のヒデさんの勇姿にうっとり・・・やっぱりよく見えてるわ、あのヒト。　辛勝でしたが、勝った実績が大事。　よかった～。いいぞっ、がんばれニッポン!!

3月31日(木)　晴れのち曇り
午前に外来予約。W園PT。
春休みなので、ここいらで時差ぼけしないように、10時50分の予約。しかし、年度末なので、道路渋滞。遅刻寸前、汗。
実は、今日本来ならこの前の枠にSTが入っていた。昨日W園のN村先生から電話があり、異動とのこと。・・・ショックである・・・ミツキのスイッチ操作も、モノを選ぶちからもN村先生の創意工夫によるものが大きい。まだ継続中の訓練もあったのに、驚天動地。　ご本人も「まさか」の転勤らしくて、それは私たちの驚き以上であるらしい。　
で、本来なら次の先生での予約をとるところだけど、次回園長診察を待ってから・・・ということになった。
B先センセに「驚き」を伝えると、サプライズはまだまだあった。F井先生の退職や、それにともなう大幅な担当変えがあるとの事。　「ええっっ、PTも?」と思ったけど、ミツキはそのまま変更なしでした。
そんな話をしたり、「ささえっこ」の調整とかしてもらったりして、今回も和みの時間にはなりませんでしたが・・・　久々、午前出動で、お昼寝。爆睡。やれやれ、静かな時間。　と思ったら、シュウトが帰ってきた。おじいちゃんたちもお疲れのよう。3日間、ありがとうございました。